Zimbra

Zimbraが提供するのはメールとカレンダー、それにアドレス帳だ。これがAjaxを通じて一つのインタフェースにまとめられている。IEFirefoxで利用可能で、非常に良く出来ている。正にOutlookのそれに近い。

すごいです。びっくりしました。
トップページのHosted Demoをクリックして、"Skip Registration, Go to Demo>>" というボタンを押し、表示された画像中の文字を入力して、"Continue"ボタンを実際の動きが確かめられます。
試してみようと思ってQuick Start読んだらRequirementsでダメ。Minimumで以下のスペックが必要だそうです。

Intel/AMD CPU 1.5 GHz
1 GB RAM
5 GB free disk space for software and logs
Additional disk space for mail storage

でこの前Debian入れたDimensionではメモリが足らず、おまけにOSは

Red Hat Enterprise Linux, Version 4, Update 2
Fedora Core 3 or 4
SUSE ES 9 or 10
Mac OS® X 10.4.4

Debian入ってねーじゃん!
Downloadにはbetaがあったけど。と言うわけで明日は、家のメインマシンをLinuxにするべくリムーバブルHDDケースとHDDを買いに行き、Fedora Core 4をインストールします。


Architectural Overviewによると、サーバーサイドはJavaLuceneで検索してDBはMySQLOpenLDAPで認証するらしい。クライアントサイドはAJAXバリバリで、Zimbra AJAX Toolkitっていう奴を使っているらしい。
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2006/01/16/091.html
によると、ZimbraはAJAX Toolkit Framework Projectを主導しているらしいので、これは広く使われるようになるかも。どうもプロジェクト名はKabukiらしい。記事に書いてあるRoss Dargahi氏の名前がCommitterとして載っている。
http://incubator.apache.org/projects/kabuki.html


面白いのはZimletsというmash-up(intermix)する仕組みで、他のWebサービスとかの機能を組み合わせたりすることができるらしい。Zimlets Whitepaper参照。Zimletsは実際にはZimlet Definition FileとかいうXMLと.jsと.jspなどで構成されるZIPらしい。Zimlet Definition Fileは画面構成とか、その動きとかを定義するっぽい。他にも色々あるっぽい。っていうか僕は全然分かってないっぽい。


Network Editionは、Open Source Editionに比べて色々機能やサポートが付いてる。ライセンスは、MPLの派生ライセンスらしいけど、具体的に何が違うの?日本語はサポートされてないの?サーバーサイドの拡張がどんな風にできるのか?などの疑問がいっぱいあるけど、試していきたい製品であります。