入門Subversion

入門Subversion Windows/Linux対応

入門Subversion Windows/Linux対応

この本いいっすわ!最初TortoiseSVNで基本の使い方「ひとりで使うときの話し」があって、次に「みんなで使うときの話し」と続き、「Linuxならどうよ」「サーバの設定」とだんだん、ユーザー、チームをまとめる人、サーバ管理者という感じでだんだん難易度が上がっていきます。
素敵なのは、最初に「バージョン管理システムの一種」と振っておきながら、すぐに「バックアップツールの一種」と言い切ってしまうところです。もちろん初心者向けの言葉ですが、読者が知っているであろう言葉の範疇に収めてあげるっていうのは、読んでいて安心できると思います。どうせ難しいことは読み進めれば出てくるわけですから、入門書ののっけから難しい言葉を使う必要はないですよね。なるほどなーと思いました。

リリースやバグフィックスを踏まえた上でのタグやブランチの名前の付け方とかがあったらいいなーとか思いましたが、それは入門書の範疇じゃないと思うので、それはこっちの本を読めばいいかなーと思います。

Subversion実践入門:達人プログラマに学ぶバージョン管理(第2版)

Subversion実践入門:達人プログラマに学ぶバージョン管理(第2版)