21世紀の最初の10年最後の年
明けましておめでとうございます。
2009年まとめ
2009年は地味だけど仕事が結構充実していた気がします。相変わらずいろんな人にお世話になり、勉強になった一年でした。皆様ありがとうございます。
仕事
2009年からよく使うようになったのがAmazon EC2です。Amazon EC2も15%の値下げを行いましたが、日本でも参入する企業も出てきてEC2に限らずクラウドが仕事に関係する箇所が増えてくると思われます。
Amazon EC2は他のクラウド環境と比べて非常に自由度が高いので、クラウド独自の技術というよりLinux系の基本的な技術の方が重要ですが、そちらを学ぶのにとても良いチャンスを頂きました。ありがとうございます。
Railsプラグイン/gem
2009年は細かいレベルのプラグインを継続して使って、すこしずつバージョンアップしてgem化したりと、地味ーに進化した年てした。userstampプラグインを大幅改変、設定は数行で済むmagic_userstampはいい出来かも。
- schema_comments
- http://github.com/akm/schema_comments
- マイグレーションのテーブルやカラムに対して :commentオプションでコメントを記述でき、db/schema.rbだけでテーブル定義のEXCELやER図を不要にしようと目論んでいるもの。
- selectable_attr
- http://github.com/akm/selectable_attr
- カラム毎に定数と表示名とコード上の名前を定義できる
- selectable_attr_rails
- http://github.com/akm/selectable_attr_rails
- selectable_attrのRails用拡張。ヘルパメソッドや動的な適宜の書き換えなどが可能。
- magic_userstamp
- http://github.com/akm/magic_userstamp
- creator_id, updater_idというカラムがあった場合、UserなどログインしているユーザーのIDを自動的に設定可能。"User"以外のモデルも指定可だし、creator_id/updater_id以外のカラムも指定可。
- state_flow
- http://github.com/akm/state_flow
- UMLのステートチャートのように状態遷移を記述できるDSLを提供するプラグイン。
どれも業務で必要になって作ったものですが、それぞれの用途で抽象化されています。他にもいくつか作っているのですが独自色が強いものはウケが悪く、うまいことRailsとかに乗っかる感じで作れるとすんなりイケる感じがしています。
コミュニティ関係
RBC関係で何回か九州に行ったりしましたが、2009年は結構スケジュールの折り合いが付かないことが多く、ほとんど参加できてなかったです。残念。
2010年の目標
春くらいまで結構忙しい予定で、目標もぼんやりとしてますが、ちょっとずつクリアにしていければいいかなー。
仕事
やっぱりRubyを中心としたテストやコードのメンテナンス性を重視した開発にコミットしていきたいです。もちろんもっと大きな目的として、これらよりもプロジェクトやユーザーの成功があるわけですが、組織内での個人的な方向性としてはそういう仕事がしたいなーと。
*1:アメリカではもう次の10年と数えているらしい。その方が自然な気もする。 http://jp.techcrunch.com/archives/20091230year2010/