Tapestryのいいところ

Tapestryって何がいいのかを考えています。よくHTMLをデザイナーと共有しやすいからいい、という意見を見ますが僕はあまりそんな気がしません。
というのは、Tapestryのいいところはページをコンポーネントとして分解しやすいところだと思っているからです。部品の粒度によりますが、分解すればHTMLも分解されるわけで、そうなるとデザイナーさんとしては、仕事がしにくくなると思います。

もちろんJSPに比べれば部品化とデザイナーとのHTMLの共有という点でも結構アドバンテージがあると思います。

あとクラスリソースが気軽に使えるのがいいですね。画像や任意のファイルをassetとして用意しておけば使えちゃう。これはすごく便利。


でも一番いいのはイベントモデルです。すごく分かりやすい。
StrutsなどはTapestryに比べると層が比較的薄いので、httpプロトコルを意識して画面の遷移を考えなければなりません。Tapestryを使ったからそれらを完全にとは言わないまでも、ほとんど意識しなくてOKです。例えばリンクがクリックされたら、そのリンクのクリックに関連付けられたメソッドが呼び出され、そこからどのページへ遷移するのかが決まる。これがすごくいいです。



そういや、全然blogっぽくないことに今頃気づきました。