version 1.1.0 リリース
変更履歴
・テーブルのデータの読み書きができるような一覧・詳細ページなどをTapestryのコードとして生成する機能。
・部品ごとにantタスクとして実行していたものをまとめて実行するように仕組みを変更。手順は少し面倒になりましたが、速度はすごく速くなりました。
・・・・などなど。
今回のリリースで build-joey.xmlの使い方が大きく変わりました。
ant -f build-joey.xml
あるいは
ant -f build-joey.xml usage
と打つと以下の説明が表示されます。
下のほうにゼロから作る場合の最小手順を載せてみました。まあ本来スキーマ定義ファイルを書くのに時間がかかるはずですけど。サンプル試すのが少し楽かなと。
・準備 antをインストールしてください。 mavenもインストールすると便利かも。 ・ソースコードを生成 > ant -f build-joey.xml init を実行して実行テキストが初期化されます。次に > ant -f build-joey.xml all すべてのファイルを作成するように実行テキストが生成されます。 > ant -f build-joey.xml all 実際にソースコードなどのファイルが生成されます。 # all以外には、maven, om, hibernate, s2, test, tapestryや、 # それらの詳細を実行するタスクも含まれます。 # 詳しくはbuild-joey.xmlに記述してあるタスクを参照してください。 ・eclipseのプロジェクトのクラスパスを設定 # joey自身とは基本的に関係ないのですが、よく使うコマンド群なのでご紹介します。 all, maven をつかってmavenの project.xml、project.propertiesを生成して、 > maven eclipse を実行。で、プロジェクトを最新に更新するとクラスパスが設定されています。 ・DBへテーブルを作成 まずはDBを起動してください。 でそのDBに接続できるように build-joey.propertiesの joey-gen.db.* を設定してください。で、一度コンパイルしてください。 その後に > ant -f build-joey.xml hibernate-export を実行すると、DBにテーブルが作成されます。 > ant -f build-joey.xml hibernate-ddl を実行すると、CREATE TABLE文などが記述されたファイル ${proj.src.ddl.dir}/(DBの種類)/schema-export.sql が作成されます。 > ant -f build-joey.xml hibernate-drop を実行すると、DBのテーブルがdropされます。 # DBへのexport機能はHibernateのタスクを利用しているだけです。 # より詳しい使い方などはHibernateの net.sf.hibernate.tool.hbm2ddl.SchemaExportTask # をお調べください。 ・TomcatへDeploy # joey自身とは基本的に関係ないのですが、よく使うコマンド群なのでご紹介します。 > maven war でプロジェクトのwarファイルが作られます。 project.propertiesのmaven.tomcat.* を環境にあわせて設定してください。 > maven tomcat:deploy でtomcatにデプロイします。 > maven tomcat:deploy でtomcatからアンデプロイします。 ・全くの0から生成する例 1.プロジェクトのディレクトリ(仮に$PROJECT_HOMEとします)を作る。 eclipseを使っているならJavaプロジェクトを作成します。 2.build-joey.xml, build-joey.properties を$PROJECT_HOMEにコピー。 3.build-joey.propertiesを編集。 3.$PROJECT_HOMEにschemaというディレクトリを作る。 4.$PROJECT_HOME/schema に スキーマファイルを作る(最初はテキトーにサンプルからでもコピーしてください)。 5.$PROJECT_HOMEで > ant -f build-joey.xml init > ant -f build-joey.xml all > ant -f build-joey.xml generateTargets と実行するとソースが生成されているはず。 6.eclipseを使っているなら、 > maven eclipse を実行。んで、eclipseでプロジェクトを最新に更新するとライブラリパスなども通って ばっちりOKになっているはず。 # MAVEN_REPOというクラスパス変数が設定されていない場合、 # [Preference]-[Java]-[Build Path]-[Classpath Variables]で # MAVEN_REPOという名前で、mavenのローカルリポジトリを登録してください。 7.3で編集したbuild-joey.propertiesに指定したDBを起動。 8.JDBCドライバのjarファイルを$PROJECT_HOME/libにコピー。 9.以下のコマンドでDBにテーブルを作成。 > ant -f build-joey.xml hibernate-export 10.project.propertiesにtomcatへの接続設定を記述。 11.tomcatを起動。 12.以下のコマンドを実行してデプロイ。 > maven war > maven tomcat:deploy これでばっちり・・・・なはず。 問題があったら教えてください。