多言語プログラミングの時代

大規模フレームワークHibernateStrutsやADOなんかは、単一のホスト言語でプログラミングしていたとしたって、今や1つの言語を学ぶのと同じぐらい難しい。

確かに。HibernateでHQLに慣れるのに結構時間がかかった覚えがあります。やりたいことを設定ファイルに書いたりライブラリを拡張するのはもっとかかりました。設計方針が違うライブラリを複数勉強することは、同じ言語でややこしいだけに複数言語を勉強することよりも難しいことがあるのかも。
Ruby/JavaJavaScriptならよくあるパターンだけど、サーバーサイドJavaScriptもアリだし、LL魂Microsoftの荒井さんがおっしゃっていたDLR上では1プロセス上で複数言語を使えるようになるってお話もあるし。
http://blogs.msdn.com/shozoa/archive/2007/08/06/dlr-ll-vm.aspx

でも、実際複数言語を組み合わせることを前提にしたプロジェクトって、特定言語にしかないライブラリを使わなくてはいけない場合くらいしか思いつきません。複数言語を使うことは手段にすぎないはずなので、実装する中で使った方が楽だから、とかそんな感じでみんなが使い始めるのかもしれませんが、DLRの話が実現したとしたら開発者が好きな言語で開発することもアリになるかもしれませんね、ずっと先だろうけど。その場合、可読性、特に引継ぎする場合にハードルが上がりそうなのが問題になるのかな、きっと。

色々考えると多言語を使うことにはまだまだ問題もありそうですが、間違いなく以前に比べれば多言語を色々な状況で組み合わせことがやりやすくなってきています。