Oracle1 on Mac with VMware Fusionまとめ

色々試してみて分かったことがあったので、まとめておきますー。ツッコミ歓迎です。

oracle: 10.2.0.1
centos: 5.1

まずは、OraclecentOSをダウンロード。
http://www.oracle.com/technology/global/jp/software/products/database/index.html
http://www.centos.org/

CentOSVMセットアップ

http://www.vmware.com/appliances/からイメージをダウンロードすると、ディスクサイズとかメモリサイズを変えられないので、自分でイメージを作るのがオススメ。
僕はCentOS-5.1-i386-bin-DVDをbittorrentで一晩かけてダウンロードしました。

  1. VMwareを起動して[新規...]でVM作成開始。
  2. [続ける]
  3. [Linux]と[Red Hat Linux]を選んで[続ける]
  4. [別名で保存]に好きな名前を付けて、[保存先]も好きなところを選ぶ
  5. [ディスクサイズ]に大きめのサイズ10GB以上?を入力。僕は40GBにしました。で、[続ける]
  6. 最後に[仮想マシンを起動して今すぐオペレーティングシステムをインストール]のチェックを*外して*[終了]
  7. 仮想マシンの設定画面が出てくる
  8. [メモリ]を選んでメモリに512MB以上を選ぶ。僕は1024MBにしました。で、[適用]
  9. [CD/DVD]を選んで、[ディスクイメージを使用]を選んでダウンロードしたCentOSのイメージファイルを指定してください。もしCD/DVDに焼いてあったら[物理CD/DVDドライブの指定]でドライブを選べばOKなはず。
  10. で、[OK]して、そのVMを起動

CentOSのインストール

面倒なので略。いい感じにしてください。パーティションはデフォルトの構成で。特にスワップは最大のまんまで。
あと、X-Windowが必要なので、GNOMEKDEがいるはず。僕はGNOMEにしました。
ホスト名とかは決めておいた方がいいです。僕はorasrvにしました。
あと、ファイアウォールSELinux切っちゃった方が楽です。どうせ外からアクセスできないはずだし。
http://www.fourmeisters.com/blog/hisama2/2008/01/vmware_linux_oracle10gr2_on_ma_1.html が参考になります。

CentOSのインストール後のセットアップ

おもに、http://uprush.net/book/6/9/1.html を参照にやります。
まず、rootでログイン。

ユーザーを作成

# groupadd oinstall
# groupadd dba
# useradd oracle -g oinstall -G dba
# passwd oracle

ついでにここでユーザーoracleでsudoできるようにしておきましょう。

# visudo


インストール用のディレクトリを作成。で、/etc/hostsを編集。

# mkdir /opt/oracle/product/10.2/db_1
# chown oracle –R /opt/oracle
# vi /etc/hosts

僕の/etc/hostsはこんなん。

# Do not remove the following line, or various programs
# that require network functionality will fail.
127.0.0.1       localhost.localdomain   localhost       orasrv
::1     localhost6.localdomain6 localhost6
192.158.50.131  orasrv  orasrv.WORKGROUP

eth0を一回、deactivateしてからactivateし直しておく。面倒だったら再起動でもいいんじゃね?


次は作成したユーザーoracleで作業。.bash_profileを編集して環境変数を設定します。

# su - oracle
$ vi ~/.bash_profile

僕の.bash_profileはこんな感じ。SIDはorclです。

# .bash_profile

# Get the aliases and functions
if [ -f ~/.bashrc ]; then
        . ~/.bashrc
fi

# User specific environment and startup programs

export ORACLE_BASE=/opt/oracle
export ORACLE_HOME=$ORACLE_BASE/product/10.2/db_1
export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:$ORACLE_HOME/lib:/lib/usr/lib
export PATH=$PATH:$ORACLE_HOME/bin:$HOME/bin
export ORACLE_SID=orcl

で、ユーザーoracleで再ログイン。

Oracleのインストール

このときオラクルのアーカイブCentOSへコピーするためにMacのターミナルからSCP実行。下は~/Downloadsにファイルがある場合ね。

$ scp ~/Downloads/10201_database_linux32.zip oracle@192.168.50.131:~

で、CentOS上のターミナルで、以下を実行してインストーラを起動してください。

$ unzip 10201_database_linux32.zip
$ cd database
$ ./runInstaller -ignoreSysPrereqs

あとはOracleインストーラーに従えばOKですが、最初のチェックでOSの相違以外のwarningが出てたら、何かおかしいので設定を調べましょう。
上でしていしたSIDを忘れずに設定しておきましょう。your_sidとかになってるはず。

Oracleの起動/停止

で、インストールが無事完了したら、次は起動するためのスクリプト

$ sudo vi /etc/rc.d/init.d/dbora

を実行して、http://uprush.net/book/6/9/1.html の /etc/rc.d/init.d/dbora を作ってください。あとは実行できるようにしておきましょう。

$ sudo chmod a+x /etc/rc.d/init.d/dbora

で、起動

$ sudo /etc/rc.d/init.d/dbora start

ブラウザでhttp://orasrv:5500/em にsysでログインしてサーバーを起動。じゃなかったら

$ sqlplus /nolog
SQL> connect sys/パスワード as sysdba
SQL> startup


停止は

$ sudo /etc/rc.d/init.d/dbora stop


・・・ということで、これでいいのか自信はないけど、こんな感じで一応動いています。