Oracle1 on Mac with VMware Fusionまとめ
色々試してみて分かったことがあったので、まとめておきますー。ツッコミ歓迎です。
まずは、OracleとcentOSをダウンロード。
http://www.oracle.com/technology/global/jp/software/products/database/index.html
http://www.centos.org/
CentOSのVMセットアップ
http://www.vmware.com/appliances/からイメージをダウンロードすると、ディスクサイズとかメモリサイズを変えられないので、自分でイメージを作るのがオススメ。
僕はCentOS-5.1-i386-bin-DVDをbittorrentで一晩かけてダウンロードしました。
- VMwareを起動して[新規...]でVM作成開始。
- [続ける]
- [Linux]と[Red Hat Linux]を選んで[続ける]
- [別名で保存]に好きな名前を付けて、[保存先]も好きなところを選ぶ
- [ディスクサイズ]に大きめのサイズ10GB以上?を入力。僕は40GBにしました。で、[続ける]
- 最後に[仮想マシンを起動して今すぐオペレーティングシステムをインストール]のチェックを*外して*[終了]
- 仮想マシンの設定画面が出てくる
- [メモリ]を選んでメモリに512MB以上を選ぶ。僕は1024MBにしました。で、[適用]
- [CD/DVD]を選んで、[ディスクイメージを使用]を選んでダウンロードしたCentOSのイメージファイルを指定してください。もしCD/DVDに焼いてあったら[物理CD/DVDドライブの指定]でドライブを選べばOKなはず。
- で、[OK]して、そのVMを起動
CentOSのインストール
面倒なので略。いい感じにしてください。パーティションはデフォルトの構成で。特にスワップは最大のまんまで。
あと、X-Windowが必要なので、GNOMEかKDEがいるはず。僕はGNOMEにしました。
ホスト名とかは決めておいた方がいいです。僕はorasrvにしました。
あと、ファイアウォールとSELinux切っちゃった方が楽です。どうせ外からアクセスできないはずだし。
http://www.fourmeisters.com/blog/hisama2/2008/01/vmware_linux_oracle10gr2_on_ma_1.html が参考になります。
CentOSのインストール後のセットアップ
おもに、http://uprush.net/book/6/9/1.html を参照にやります。
まず、rootでログイン。
ユーザーを作成
# groupadd oinstall # groupadd dba # useradd oracle -g oinstall -G dba # passwd oracle
ついでにここでユーザーoracleでsudoできるようにしておきましょう。
# visudo
インストール用のディレクトリを作成。で、/etc/hostsを編集。
# mkdir /opt/oracle/product/10.2/db_1 # chown oracle –R /opt/oracle # vi /etc/hosts
僕の/etc/hostsはこんなん。
# Do not remove the following line, or various programs # that require network functionality will fail. 127.0.0.1 localhost.localdomain localhost orasrv ::1 localhost6.localdomain6 localhost6 192.158.50.131 orasrv orasrv.WORKGROUP
eth0を一回、deactivateしてからactivateし直しておく。面倒だったら再起動でもいいんじゃね?
次は作成したユーザーoracleで作業。.bash_profileを編集して環境変数を設定します。
# su - oracle $ vi ~/.bash_profile
僕の.bash_profileはこんな感じ。SIDはorclです。
# .bash_profile # Get the aliases and functions if [ -f ~/.bashrc ]; then . ~/.bashrc fi # User specific environment and startup programs export ORACLE_BASE=/opt/oracle export ORACLE_HOME=$ORACLE_BASE/product/10.2/db_1 export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:$ORACLE_HOME/lib:/lib/usr/lib export PATH=$PATH:$ORACLE_HOME/bin:$HOME/bin export ORACLE_SID=orcl
で、ユーザーoracleで再ログイン。
Oracleのインストール
このときオラクルのアーカイブをCentOSへコピーするためにMacのターミナルからSCP実行。下は~/Downloadsにファイルがある場合ね。
$ scp ~/Downloads/10201_database_linux32.zip oracle@192.168.50.131:~
で、CentOS上のターミナルで、以下を実行してインストーラを起動してください。
$ unzip 10201_database_linux32.zip $ cd database $ ./runInstaller -ignoreSysPrereqs
あとはOracleのインストーラーに従えばOKですが、最初のチェックでOSの相違以外のwarningが出てたら、何かおかしいので設定を調べましょう。
上でしていしたSIDを忘れずに設定しておきましょう。your_sidとかになってるはず。
Oracleの起動/停止
で、インストールが無事完了したら、次は起動するためのスクリプト。
$ sudo vi /etc/rc.d/init.d/dbora
を実行して、http://uprush.net/book/6/9/1.html の /etc/rc.d/init.d/dbora を作ってください。あとは実行できるようにしておきましょう。
$ sudo chmod a+x /etc/rc.d/init.d/dbora
で、起動
$ sudo /etc/rc.d/init.d/dbora start
ブラウザでhttp://orasrv:5500/em にsysでログインしてサーバーを起動。じゃなかったら
$ sqlplus /nolog SQL> connect sys/パスワード as sysdba SQL> startup
停止は
$ sudo /etc/rc.d/init.d/dbora stop
・・・ということで、これでいいのか自信はないけど、こんな感じで一応動いています。