頭の中の色

土曜日の勉強会の2次会で宮崎駿監督の絵の描き方からサヴァン症候群の話になって、頭の中の話になって、帰り道一人になって高校の同級生(今はポルシェ刑事)が言っていたことを思い出しました。「僕らは同じものを指して赤い色とか言うけど、それぞれが感じているのは全然別かもしれない」。純朴な田舎の高校生だった僕にはインパクトのある言葉でした。

大平さんの頭の中のこととか考えるとモノの見方とか違うんだろうなーって思ったりしたんだけど、ポルシェ刑事の話を思い出すと皆ちがうんじゃねーのかなとか思って、いろんな感じ方があることが面白く感じてきました。大平さんはプラネタリウムと通して多分面白い感じ方やモノの見方をするようになったんだと思うんだけど、プログラミング言語にもそう言うのはあるのかも。「言語は思考を規定する」とまでは僕は思っていないけど、DelphiJavaJavaScriptRubyのそれぞれをはじめた頃は新しい考え方を身につける度に、何が出来て何が出来ないのかを知る度に、自由になれた気がしてすごく嬉しかった。きっとこの後もそういう喜びがあると思っています。

僕も自分の作った物で、なんか面白い考え方だったり楽しいモノの見方だったりを自然と伝えられるようなモノを作れるようになっていきたいなーって思いました。きっとそういう作り手の考えはモノに反映されてると思うんで、感じ方はそれぞれ違うかもしれないけど、関わった人に喜んでもらえるメッセージを持っているモノを作りたいなー。まずはそういう伝える内容になるハッピーなことを僕が身につけないと。先はまだまだ長いっすね。