目標と予測

――自由にするというと、データを出すのですか? 毎週ですか?
平本 いえいえ、1年間でです。全部オープンの形で、1年の最初にポンと入れるんですよ。
――それは、目標ですよね。
平本 違います。目標と思われるかもしれないけれど、あくまでも予測です。そして、予測が狂ったら、その店で、即座にデータを変更しなさい、と言ってます。
――どうも予測値にいきそうにない、というときですね。

目標は主観的、予測は客観的な視点で立てる点が違う気がする。この視点の違いは達成されないときの対応を変える。目標に届きそうにないときはどうにか達成するための手段を模索して実行するけど、予測が外れたらまずやることは予測を直すこと。新しい情報をチームや会社に素早く伝えることで、予測できなかったことへ対応していけるんじゃないのかな、という気がした。
目標って言ってしまうと、それを達成できない場合は担当者が独りでプレッシャーを感じて、独りでどうにかしようとしてしまうような気がする。やっぱりノルマって体にも心にも辛そうだ。

目標ではなく予測をするっていうのは、XPで言う計画ゲームと同じ感じだよね。きっと。
http://www.objectclub.jp/community/XP-jp/xp_relate/xp-intro